レム睡眠行動障害(RBD)とは
レム睡眠行動障害(RBD)とは
レム睡眠行動障害(RBD)とは、何かの原因でレム睡眠(脳は夢を見ていて、身体中の筋肉が休んでいる状態)中に身体の筋肉が動いてしまい、夢の中の行動と同じ行動が出てしまう病気です。レム睡眠の時は眠りが浅く、脳は起きている状態に近く眼球は激しく動いていますが、身体の筋肉は休んでいる状態です。しかし、レム睡眠行動障害はレム睡眠の時に休んでいるはずの筋肉が起きた状態になり、夢の中の行動と同じように体が動いてしまいます。レム睡眠行動障害は暴力的な、恐怖、不安感などの夢をたびたび見ることから始まって、睡眠中に大声で叫ぶ、手足を動かす、起き上がって隣に寝ている人を殴ったり、歩き回ったりするなどの異常行動をするようになります。
レム睡眠行動障害(RBD)は新しい疾患概念
レム睡眠行動障害(RBD)は、1986年にアメリカで報告され、1990年に国際学会で睡眠障害として認知されました。国内の症例数は不明で、医学的データもまだまだ少ないことから、同じような症状を訴えても、夢遊病(睡眠時遊行症)や寝ぼけ、酒の飲み過ぎ、せん妄と診断される可能性も高いと言います。レム睡眠行動障害(RBD)は強く声をかけると我に返りますが、せん妄は意識障害のために目覚めることが難しく、翌朝になって尋ねても思い出せません。
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