レム睡眠行動障害(RBD)の診断
レム睡眠行動障害(RBD)の診断
レム睡眠行動障害(RBD)の診断を確定するには終夜睡眠ポリグラフ検査が必要です。この検査で、筋肉の緊張が高まるレム睡眠があることを確認するか、実際に異常行動を記録できれば診断が確定します。 レム睡眠行動障害(RBD)の原因ははっきりしていないことが多いのですが、中にはレム睡眠を調節する部位の脳の梗塞や腫瘍が原因で起ることもありますので、脳外科や神経科で脳のMRIやCT検査を受ける必要があるかもしれません。
夢遊病(睡眠時遊行症)との違い
「夢遊病」(睡眠時遊行症)は、通常はかなり深いノンレム睡眠(脳は休んでいて、身体は動く状態)時に見られ、4歳〜8歳位で発症し、遅くとも思春期までには、ほとんど症状はなくなります。それに対して、レム睡眠行動障害(RBD)はレム睡眠中に起こり、ほとんどが老年期に多くみられ、子供や若年成人にみられることはまれです。
せん妄との違い
レム睡眠行動障害(RBD)と間違われるせん妄は夜間せん妄と呼ばれます。昼間は症状がなく夕方から夜にかけてせん妄が出ることがあります。せん妄とは軽い意識の障害と興奮などが一緒になって起こる状態を言います。錯覚や幻覚を起こしたり、妄想や興奮したり、徘徊もします。暴力的な行動に出ることもあります。このような症状は夜間に多く見られるので夜間せん妄と言います。
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